金沢市議会9月定例月議会一般質問における答弁 (保育支援者の確保)
保育支援者の確保は喫緊の課題であり、保育士の人材不足や負担軽減に対応できます。保育士支援者に特化した一般質問は金沢市議会ではおそらく初めてだったのではないかと思います。
本市としても今後保育支援者確保に向けてさらなる取り組みが行われます。
以下、質問と答弁です
保育支援者の確保についてお伺いします。
2016年から国で保育体制強化事業が創設されました。これは保育士の人手不足と離職防止、負担軽減に対応したもので、保育士資格を持たない方を雇いあげる事業です。保育支援者は清掃業務や遊具の消毒、給食の配膳、寝具の用意、片付け等を行い、保育士をサポートします。今年度からはこうした業務に「園外活動時の見守り」が加えられ、本市でも新規事業として予算化されています。また9月補正予算においても保育支援者の配置の支援を行うとして保育提供体制強化臨時対策費が計上されています。
年々、保育支援者の役割と期待が大きくなってきていますが、一方で保育現場からはまだまだ人手不足であるとのご指摘もいただいております。本市としても国の事業を活用し保育支援者を増やしていくべきではないかと思いますが、保育現場における保育支援者の活用について市長のお考えをお伺いします。
(市長答弁)保育現場における保育支援者の活用のことについてお尋ねもございました。今般の感染拡大を受けまして保育所においても感染防止のための業務が増えましたので今回国制度を上回ります保育支援者を配置するための補正予算もお諮りしているところであります。保育士が不足する中、保育支援者の配置により業務負担が軽減されることで保育士が子ども達により丁寧により多く触れ合う、向き合うことが出来、保育の振り返り、教材づくりの時間が確保されることで幼児教育、保育の質の向上につながると考えています。
2020年09月18日 14:15