金沢市議会議員 田中美絵子

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12月議会議事録 【鳥獣対策について】

12月議会一般質問で最も多くの方からご意見ご要望を頂いたのが鳥獣対策(カラス・ムクドリ)についてでした。
来年度以降新しい具体的な取り組みが行われる予定であり今後も注視してまいりたいと思います。
以下議事録です。

鳥獣対策についてお伺いします。
先日、あるタクシー組合の代表者から観光客の本市に対する印象についてお話をお伺いしました。約8割の観光客が「金沢は食べ物が美味しくて素晴らしい観光地だが、こんなにカラスがたくさんいるとは思わなかった。」「カラスのフン被害に遭った。」とカラスに対する被害や印象を述べていたということです。2015年に多くのカラスの侵入経路だった金沢城公園北側にカラスよけの仕掛けを始めたことで、西側や南側にカラスが移動し現在は、中心部の香林坊や広坂周辺にカラスが集まってきているとのことですが、確かに香林坊1丁目信号付近の道路はカラスのフンで大変汚れた状態となっており、通行すると時々観光客の驚きの声が聞こえてきます。カラスのフン害、騒音問題は以前から全国的にも大きな問題となっておりますが、カラスは移動することからなかなか数自体を減らすことは難しいと聞きます。本市においてもこれまで様々な取組をされてきたことは承知しておりますが、ここで改めて現在、本市におけるカラスの生息数と実態についてお伺いします。
 
(吉田環境局長)
カラスの生息数と実態についてお答えします。金沢城公園をねぐらとするカラスを対象とした周辺地域の調査結果では平成15年度の約1万羽がピークでありましたが、その後徐々に減少しておりまして先月行った調査では約3900羽でした。カラスは春から夏は巣作りや子育てのため分散しておりますが、秋から冬はねぐらに集まる習性がありますことから金沢城公園をねぐらとする集団が特にこの時期まちなかで多くみられる状況となっております。
 
先般、夕暮れ時になると金沢駅前に連日ムクドリの大群が押し寄せてくると報道がありました。私も金沢駅周辺で勤務されている方々からフン被害についてお困りの声も伺っております。ムクドリは数百羽で群れるため、大変な騒音となります。金沢駅前はムクドリ、武蔵、香林坊はカラスの大群という状況ですが、観光客が一番訪れる場所でもありますので今後さらなる対策が必要ではないかと考えます。北陸地方では、富山市の富山城址公園とあわら市がカラスの鳴き声を流しおびき寄せて捕獲する実証実験を始めました。同様の新装置は全国の自治体で進められているとのことです。本市においても、新しい取り組みも採用して頂きながら対策に講じて頂きたいと思います。そこで、本市のカラス、ムクドリ対策におけるこれまでの取組と今後についてお伺いします。
 
(山野市長)
カラスにつきましては建物の屋上や樹木のてぐすの設置、カラスのいやがる音波を出す特殊波動装置による追い払い、また檻の設置による捕獲などを行ってきたほか、関係機関や専門家による連絡会議を設置し情報共有を行っています。
またムクドリにつきましても特殊波動による追い払いを行ってきたほか、専門家のご意見をお聞きをし、樹木の剪定が有効であると確認できたことから、関係機関に剪定の依頼をしているところであります。
ただカラスとムクドリはそこを追い払ったといってもおっしゃる通り他の場所移動する、移動するだけといってもいいかもしれませんが、抜本的な対策にはなかなかなりえません。今後のこれまでの取組を根気よく続けていくほか、いくつか他都市の事例もお話頂きました。その事例であったりとか、また我々の方でも調べさせて頂いて専門家の方から効果的な対策について研究し実験的にも重ねていきたいと思っています。
 
2020年12月22日 15:36