金沢市議会議員 田中美絵子

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2022年2月定例月議会一般質問議事録【ペットの一時保護設備】

反響の大きかった災害時におけるペットの一時保護設備について議事録をアップします。

議事録
動物愛護管理センターにおけるペットの一時保護設備についてお伺いします。
 本年度予算において報告があった本市の動物愛護管理センター内において、災害時におけるペットの一時保護設備が新設されることとなっています。本市では2016年以降、犬猫の譲渡や不妊治療の助成などを進め、殺処分ゼロを維持してきました。その結果、火葬炉を撤去し、空いたスペースに一時保護設備を設置することが可能になったとのことです。公的なペットの一時保護設備は全国的にも非常に珍しく、これも殺処分ゼロの状況を維持してきた関係者の皆様の取組のおかげと心から感謝と敬意を申し上げます。
 昨年の9月議会に災害時におけるペットの同行避難について質問させていただきました。環境省は災害時には原則ペットとの同行避難を推奨していますが、避難所におけるペットスペースは基本的には屋外となり、大きな水害が発生した場合にはこうした屋外のペットスペースでは対応が困難になります。敬遠した飼い主である被災者が避難所へ行くことをためらうケースがあると伺っています。そのため、本市のおいても水害等を想定したペット受け入れ可の避難所設置の必要性について質問をさせていただいたところですが、今回こうした屋内での一時保護設備が設置され、今後あらゆる災害に対応可能となり、大変有意義であると感じています。
 改めて災害時や非常時の運用について概要をお伺いします。
 
 昨年の8月に熊本市の一人暮らしの男性が、新型コロナウイルスに感染し、猫の預け先がないことから入院をためらい、自宅で亡くなりました。この事例が「人ごとではない」と注目を集めました。環境省では飼い主が感染した場合のペットの預け先を事前に決めておくことを推奨していますが、ペットの受け渡し方法等を考えると躊躇する飼い主が多いと伺います。また事前に預け先を決めていても、感染拡大に伴い直前にキャンセルされてしまうケースもあるかと思います。ぜひ、新型コロナウイルスに感染した飼い主に対して、柔軟な受け入れ体制を確保していただきたいと思います。そこで、新型コロナウイルスに感染した飼い主からのペットの預かりについてお伺いします。
 
 本市の一時保護設備の存在や取組をより多くの市民の方に知っていただき、いざという時に活用してほしいと思います。その際には、飼い主への責任を促すことや、スムーズな引継ぎが出来る効果があるペット防災手帳をはじめとした手帳を準備しておくことが必要です。 
 白山市でも今月ペット防災手帳を作成したと報道がありました。ペット用の持ち出しリストや飼い主の連絡先、ペットの特徴などを書き込む欄があるとのことです。このようなペット防災手帳を発行する取組が全国の自治体で広がりを見せています。本市においても今年度、愛犬手帳を発行する新しい取組が行われました。非常に素晴らしい取組だと思っています。
今後、災害時や新型コロナウイルス感染拡大時において飼い主が的確な行動が出来るよう啓発を行うとともに、一時保護設備の広報に取組んで頂きたいと思いますが、飼い主への啓発と広報をどのように行うのかお伺いします。
 
相川市長職務代理者
災害時や非常時の運用についてです。ペットは飼い主にとってかけがえのない存在であると思っています。議員からの質問も踏まえまして今回設置します一時保護設備についてですが、ペットとして飼われている犬や猫につきまして災害時に避難所に同行困難な場合、避難所においてペットが病気になった場合、そんな場合に一時的に保護を行う施設として設置するものでございます。
その場合に飼い主ご自身により知人でありますとか、ペットホテル等で預けることが出来ないそんな場合などに必要と認める場合に限りご使用していただくことはご理解いただきたいと思います。
新型コロナウイルスに感染した飼い主に対して柔軟な受け入れ態勢ができないかというお尋ねでしたが、今回の一時保護設備につきましては災害発生時に同行避難が出来ない場合の対応として設備をするものですが、今般の新型コロナウイルス感染症の蔓延した状況につきましても災害発生時と同様の状況にあると考えます。例えば知人やペットホテル等へ預けることができないなど、保護が必要であると市が認めた場合可能な限り柔軟な対応をしていきたいと考えています。
飼い主への啓発と周知についてのお尋ねがございました。飼い主の方々におかれましては災害等に備えて日ごろからペットに関する情報を記載した手帳などの準備、それと知人の方や近所の方への理解と協力を得ていただきたいと思っております。また預けることが出来るペットホテルの確保などについてご準備頂けたら幸いだと思っています。
一時保護設備の開設を含めた災害への備えにつきましては、HPや新聞、あるいはペットに関するSNSなどを通じて広報してまいります。加えて狂犬病の予防接種のお知らせなどペットに関する町会の回覧などもありますので、そのようなものにも記載するなどの手段を通じて広く市民に周知していきたいと思っております。
 
2022年03月15日 09:55