予算委員会質疑【公立高校入試について】
以下議事録です
Q.文部科学省は来年から、月経痛や月経前症候群で公立高校入試を欠席した場合、追試験の対象とするよう求める通知を年内に各都道府県教育委員会に出す考えを明らかにしました。全国紙の調査によると、現在47都道府県のうち、受験日と月経が重なった場合、追試の対象としているのは、15道府県にとどまり、本県では態度を明らかにしていません。
また、実際に過去5年以内に、月経に伴う体調不良による追試を行ったのは京都府のみであり、具体的な基準の設定が曖昧であると指摘されています。
そこで、県ではどのように対応する予定かお伺いいたします。
北野 教育長
本県の公立高等学校入学選抜学力検査においては、発熱・咳等の症状がある者やその他体調不良者等を対象に、特別な配慮として別室での受験を可能としております。
また、新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染症や風水害その他の非常災害による交通遮断等により、受験できなかった者に対する救済措置として追検査を実施しております。
委員ご指摘の月経痛や月経症候群などの体調不良については、今後、発出される文部科学省の通知を踏まえ、適切に対応してまいりたいと考えております。
2023年12月16日 17:27