石川県議会議員 田中美絵子

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ガス・発電事業民営化に関する特別委員会

今年度はガス・発電事業民営化に関する特別委員会に所属しています。
2022年にガス・発電事業が民間譲渡されることになっていますが、特別委員会では民間譲渡に関しての様々な議論が行われています。
私からは主に、企業局の職員の身分保障と職員派遣等について質問や要望を行っているところです。
以下2020年7月1日の特別委員会での発言です。職員の皆さんの不安を払拭し、持つ技術を活かしながら仕事を続けられる環境づくりに取り組んでまいります。
 
◆田中美絵子委員 職員の派遣について、3月の連合審査会でも質問したが、現場の職員の同意を得るのかどうかという質問に、きちんと本人の同意を得るといった答弁があった。現場の人からは、もしゼロ同意だった場合に強制的に派遣されるのではないか、きちんと話合いの場が持たれるのかなど不安の声を聞いている。ゼロ同意だった場合の対応について聞く。
P.7 高橋経営企画課長
◎高橋経営企画課長 職員同意がゼロだった場合について、公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律において、この法律自体には本人の同意といった規定はないが、国の通知においては、勤務条件等について職員にまずは十分に説明した上で同意を求めるといった規定がある。それを十分に踏まえて、適切に対処していきたいと考えており、強制的に行うことは全く想定していない。
2020年09月29日 09:32

濃厚接触者の子どもの受入れ先について(6月定例月議会での質問と答弁)

新型コロナに家族が感染した場合、子どもはどうなるのか?というご質問を頂くことがあります。
子どもは濃厚接触者になる場合もあるため、親族であっても受入れが出来ない状況があると思います。
また預け先がそもそもないケースもあるでしょう。そこで6月定例月議会にて一般質問をしました。
入院措置するケースや、そのまま同居するケースが大半ですが、本来は一時保護所で預かることが基本となっています。
しかし、自治体の受入れ体制が整っておらず断るケースが大半です。金沢市では個室等を準備し万全の体制をとっているという答弁を頂きました。
とても誇らしく思います。
以下議事録です。

児童養護施設についてお伺いします。
4月にフリーアナウンサーの方が、夫婦ともに新型コロナに感染したニュースがありました。2歳のお子さんは感染しておりませんでしたが、濃厚接触者であるため高齢の祖父母に預けることは出来なかったそうです。結局自宅療養しながらお子さんの面倒を見ていたそうですが、こうしたケースを他人事ではないと感じた方や、お子さんが感染しないだろうかと心配された方も多かったのではないでしょうか。またひとり親家庭においても同様の問題が懸念されます。
保護者が陽性、子どもは陰性、しかし子どもを預ける親族や友人がまわりにいないというケースは感染者が多い都市部を中心に複数存在したと報道がありました。厚労省は、4月10日に自治体に向けて親族などの保護が難しい場合は、保健所や児童相談所が連携し、病院や児童相談所での一時保護や児童養護施設での受入れなど、地方自治体で対応を検討するよう事務連絡を通知しています。しかしながら、自治体の対応が追い付いておらず、実際には保護者が軽症の場合は自宅療養で子どもの面倒を見るケースや、子どもも個別で病院を探し一時保護委託という形で入院措置するケースが多いとのことです。
本市においても、同様のケースに対応出来るよう、準備をしておく必要があると考えます。そこで本市では新型コロナ感染者、濃厚接触者の子どもを一時保護所や児童養護施設で受け入れる考えはあるのか、また受入れ体制は整っているのかお伺いします。

(市長答弁)
児童養護施設についてお尋ねがございました。新型コロナの感染者、濃厚接触者の子どもの受入れ体制のことについてご提案でした。保護者が新型コロナウィルスに感染したことで入院となり子どもの養育を頼める親族等がいない場合には本市の児童相談所において一時保護を行う、そういうふうに決めさせて頂いております。幸いなことにそういう事例はありませんでしたけれども、これこそセーフティーネットとしてしっかりとその体制はとっているところであります。当然一時保護をする必要がある場合には他の保護児童との接触を避けるため、個室において専任職員が対応することとし、あわせて使い捨て手袋、防護服等を常備するなど受入れ体制を整えているところであります。


 
2020年09月26日 13:28

総務常任委員会

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今年度は総務常任委員会にて副委員長を拝命しています。
国政の委員会とは勝手が違い、戸惑うことが多かったのですが、副委員長の仕事を通して少し慣れて来た気がします。
勉強の機会を与えて頂き感謝です。
2020年09月25日 15:22

金沢港クルーズターミナル視察

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今年は県外視察がすべて中止となりました。
唯一ともいえる視察が7月6日に総務常任委員会で開催した金沢港クルーズターミナルの視察でした。
6月1日にオープンした金沢港クルーズターミナルはクルーズ船二隻同時接岸時に4000人の乗客を2時間で対応可能となっています。
ガラス張りで素晴らしい眺めと、週末には様々なイベントも行われています。ぜひ多くの方にお立ち寄り頂きたいと思います。
2020年09月24日 12:54

9月定例月議会一般質問における提案が実現しました

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9月定例月議会一般質問において、ペットの同行避難について案内を金沢市の公式ホームページに掲載してほしいと提案しました。
早速、金沢市のホームページ上にペット同行避難のページが追加されました。詳しい内容に仕上げて頂きとても嬉しく思います。
これを機にペット同行避難について周知広報が図られること願っています。迅速なご対応をしてくださった危機管理課に心から感謝です。
2020年09月23日 12:59

金沢市議会9月定例月議会一般質問における答弁 (保育支援者の確保)

保育支援者の確保は喫緊の課題であり、保育士の人材不足や負担軽減に対応できます。
保育士支援者に特化した一般質問は金沢市議会ではおそらく初めてだったのではないかと思います。
本市としても今後保育支援者確保に向けてさらなる取り組みが行われます。
以下、質問と答弁です

保育支援者の確保についてお伺いします。
 2016年から国で保育体制強化事業が創設されました。これは保育士の人手不足と離職防止、負担軽減に対応したもので、保育士資格を持たない方を雇いあげる事業です。保育支援者は清掃業務や遊具の消毒、給食の配膳、寝具の用意、片付け等を行い、保育士をサポートします。今年度からはこうした業務に「園外活動時の見守り」が加えられ、本市でも新規事業として予算化されています。また9月補正予算においても保育支援者の配置の支援を行うとして保育提供体制強化臨時対策費が計上されています。
年々、保育支援者の役割と期待が大きくなってきていますが、一方で保育現場からはまだまだ人手不足であるとのご指摘もいただいております。本市としても国の事業を活用し保育支援者を増やしていくべきではないかと思いますが、保育現場における保育支援者の活用について市長のお考えをお伺いします。
 
(市長答弁)保育現場における保育支援者の活用のことについてお尋ねもございました。今般の感染拡大を受けまして保育所においても感染防止のための業務が増えましたので今回国制度を上回ります保育支援者を配置するための補正予算もお諮りしているところであります。保育士が不足する中、保育支援者の配置により業務負担が軽減されることで保育士が子ども達により丁寧により多く触れ合う、向き合うことが出来、保育の振り返り、教材づくりの時間が確保されることで幼児教育、保育の質の向上につながると考えています。
 
2020年09月18日 14:15

金沢市議会9月定例月議会一般質問における答弁(ペット同行避難)

反響が多かった質問ですので、質問と答弁をそのままアップしたいと思います。

ペットの同行避難について
現在、ペットの数が15歳未満の子どもの数よりも多くなりました。日本は、子どものいる家庭よりペットを飼育している家庭のほうが多くなり、単なるペットという位置づけを超えて家族や友人の一員としての伴侶動物として認識されるようになってきています。
現在、被災時には飼い主はペットと同行避難することが原則となっていますが、知らない方も多く存在し、また受入れ体制も十分とは言えません。
2011年の東日本大震災では多くのペットが飼い主と離ればなれになり放浪動物が増加し、住民への危害や生態系への影響が懸念されました。また飼い主の安全の確保、心のケアの観点からもペットの同行避難の重要性が議論されるようになり、環境省は2013年に「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を策定し、動物愛護の観点のみならず住民の安全や公衆衛生、飼い主を守る側面から様々な取り組みを行いました。しかしながら、2016年の熊本地震では被災者が知識不足や動物アレルギーへの配慮から、車中泊をしたり、倒壊の恐れがある自宅へ戻ったり、避難所へ行くことをためらうケースもあったとのことです。こうした事例を受けて今年5月29日に国の「防災基本計画」が修正され、市町村の努力義務として、指定避難所における家庭動物のための避難スペースの確保、地元獣医師会や動物取扱業者との連携が加えられました。石川県では昨年10月に石川県獣医師会と災害協定を締結し、避難所におけるペットの適正飼育指導や、負傷または飼い主とはぐれたペットの保護などを行うとしています。
他都市の先行事例を参考にしながら本市でもペットの同行避難に積極的に取り組んで頂きたいと思いますが、本市の取り組みと今後についてお伺いします。
 
(市長答弁)ペットの避難についてお尋ねがありました。
2016年の熊本地震で大変クローズアップされました。それ以降地域防災計画を改定するとともに避難所運営マニュアルにペットの同行避難についても明記しているところであります。ただペットを屋内に入れるということについてはやはり色んなアレルギーをお持ちの方もいらっしゃいますのでなかなか難しいのではないかと思っています。禁止というふうにさせて頂いております。ペットにつきましては駐輪場等での屋外にお願いしているところであります。今後は国のガイドライン等の動向や他都市の取り組みも参考に、いくつか具体的な例もいただきましたので先行自治体の事例も参考にしながら市としてどんなことが出来るか研究させて頂きたいと思います。


広報啓発活動についてお伺いします。
 ペットとの同行避難をスムーズに進めるためには、平常時から受入れ体制を整えることや飼い主を含めた住民への啓発が必要となってきます。避難所では動物が苦手な方や、アレルギーをお持ちの方もいらっしゃいます。またペット同行避難自体を知らない方もたくさんいらっしゃいます。大勢の人が共同生活を送る避難所において、ペットに関するトラブルが生じないようにしなければなりません。
自治体によって普及啓発活動の取り組みは様々であり、飼い主への責任を促すために朝霞市や豊橋市などのようにペット災害手帳を発行している自治体も複数存在しています。ペット同行避難における啓発活動の一環として市の公式ホームページでの周知、また本市でも過去に1度経験がありますが、ペット同行避難訓練の積極的な実施があげられます。まだまだ知られていないペット同行避難の普及啓発に有効であると考えます。そこで本市としても市の公式ホームページにペット同行避難について説明を加えて頂きたいと思いますがお考えをお伺いします。
 
(市長答弁)ホームページにしっかりそのことを載せるべきではないかということでした。
多くの方に知って頂けなければならない、ペットと避難が出来ると思っていたけれども現場でトラブルがあってはいけませんので様々な周知が必要であると思っています。その一つの大切なツールがご指摘頂きました市のホームページであると思っていますので、その市のホームページの記載ということも考えていきたいと思っています。


ペットの同伴避難についてお伺いします。
 ペットの同行避難ではペットスペースは基本的には屋外になります。雨天時のために屋根のある駐輪場などが最も利用されています。本市の避難所運営マニュアルにおいてもペットスペースは駐輪場か別棟の空き倉庫等となっています。しかしながら、大きな水害が発生した場合にはこうした屋外のペットスペースでは対応が困難になると想定されます。
2018年7月に発生した西日本豪雨の際には、行政主導では全国初といわれるペット同伴避難所が総社市に開設されました。ペット同伴避難所であれば屋内にてペットと一緒に過ごすことが出来ます。現在、自治体のペット同伴避難所が増えつつあります。本市においても将来的には水害を想定しペット受入れ可の避難所を設ける必要があるのではないかと思いますがお考えをお伺いします。

(市長答弁)将来的にはペット受入れ可の避難所も考えてほしいということでした。ペットは飼い主にとっては家族でありますのでずっと避難するときも一緒にいたいというお気持ちは私は十分理解できるところであります。ただ動物が苦手な方、アレルギーをお持ちの方もいらっしゃいます、なかなか調整は課題があると思っています。まずはコロナ禍でありますので、コロナ禍での対応というものを最優先に考えていきたいと思っていますので、今現在はペットスペースの確保はなかなか課題が大きいと思っています。ただ先程も具体例をいくつかお示し頂きました。先行自治体の事例も参考にしながら避難所を運営する地域の自主防災組織の方々とともに研究していきたいと思います。
 
2020年09月16日 12:47

金沢市議会9月定例月議会一般質問における答弁 (保育所)

(質問)保育士の人材不足、負担軽減のためにも市立保育所のICT化を進めるべきではないか

(市長答弁)保育士の業務負担を軽減するためには大切な視点である。今年度、外国籍の子どもが多い保育所に翻訳機を導入した。現在園児の登降園を管理するシステムを市すべての市立保育所に導入する準備を進めており、これに合わせタブレット端末を2台ずつ配備することにしている。引き続き保育計画や業務記録等を一元的に管理する保育業務支援システムの導入を検討するなどICTを活用することで働きやすい職場環境の整備に努める。

地元新聞でも大きく取り上げて頂きました。保育のICTは国が進めている事業ですが、自治体やあるいは民間と市立に導入に関して差があったように感じます。
そのため今回は本市の市立保育所のICT化に特化して質問提案をしました。今後も保育士の負担軽減のため、ICTの活用が進むことを期待したいと思います。
2020年09月15日 10:29

金沢市議会9月定例月議会一般質問における答弁(金沢マラソン)

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9月11日は一般質問に立ちました。
これから徐々に答弁をご報告していきたいと思います。

(質問)金沢マラソンオンライン大会について
    追加募集の規模や日程また完走者から抽選する次回大会の優先出場権の増員があるかどうか

(市長答弁)追加募集のエントリーは18日午後8時から先着順。追加募集の人数は2千人であり、優先出場権の枠は50人拡大する。

私も昨年金沢マラソンにランナーとして参加しました。
今年は追加募集含めて7千人がオンライン大会に参加できることになりました。
今回はエントリーはしませんが、来年に向けて少しずつ練習していきたいと思います。
初めてフルマラソンに参加しましたが、本当に楽しかったです。
ぜひ来年多くの方にエントリーして頂きたいと思います。
2020年09月14日 09:24

明日は一般質問です

明日は10時から一般質問に立ちます。
傍聴要請は新型コロナ対策のためできませんが、金沢市のホームページからリアルタイムでYouTubeにて傍聴することが出来ます。

またこの度、一般会計等決算審査特別委員会に所属することになりました。
初めての経験ですが、しっかり取り組んでまいります。
2020年09月10日 09:31