石川県議会議員 田中美絵子

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金沢市議会9月定例月議会一般質問における答弁(ペット同行避難)

反響が多かった質問ですので、質問と答弁をそのままアップしたいと思います。

ペットの同行避難について
現在、ペットの数が15歳未満の子どもの数よりも多くなりました。日本は、子どものいる家庭よりペットを飼育している家庭のほうが多くなり、単なるペットという位置づけを超えて家族や友人の一員としての伴侶動物として認識されるようになってきています。
現在、被災時には飼い主はペットと同行避難することが原則となっていますが、知らない方も多く存在し、また受入れ体制も十分とは言えません。
2011年の東日本大震災では多くのペットが飼い主と離ればなれになり放浪動物が増加し、住民への危害や生態系への影響が懸念されました。また飼い主の安全の確保、心のケアの観点からもペットの同行避難の重要性が議論されるようになり、環境省は2013年に「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を策定し、動物愛護の観点のみならず住民の安全や公衆衛生、飼い主を守る側面から様々な取り組みを行いました。しかしながら、2016年の熊本地震では被災者が知識不足や動物アレルギーへの配慮から、車中泊をしたり、倒壊の恐れがある自宅へ戻ったり、避難所へ行くことをためらうケースもあったとのことです。こうした事例を受けて今年5月29日に国の「防災基本計画」が修正され、市町村の努力義務として、指定避難所における家庭動物のための避難スペースの確保、地元獣医師会や動物取扱業者との連携が加えられました。石川県では昨年10月に石川県獣医師会と災害協定を締結し、避難所におけるペットの適正飼育指導や、負傷または飼い主とはぐれたペットの保護などを行うとしています。
他都市の先行事例を参考にしながら本市でもペットの同行避難に積極的に取り組んで頂きたいと思いますが、本市の取り組みと今後についてお伺いします。
 
(市長答弁)ペットの避難についてお尋ねがありました。
2016年の熊本地震で大変クローズアップされました。それ以降地域防災計画を改定するとともに避難所運営マニュアルにペットの同行避難についても明記しているところであります。ただペットを屋内に入れるということについてはやはり色んなアレルギーをお持ちの方もいらっしゃいますのでなかなか難しいのではないかと思っています。禁止というふうにさせて頂いております。ペットにつきましては駐輪場等での屋外にお願いしているところであります。今後は国のガイドライン等の動向や他都市の取り組みも参考に、いくつか具体的な例もいただきましたので先行自治体の事例も参考にしながら市としてどんなことが出来るか研究させて頂きたいと思います。


広報啓発活動についてお伺いします。
 ペットとの同行避難をスムーズに進めるためには、平常時から受入れ体制を整えることや飼い主を含めた住民への啓発が必要となってきます。避難所では動物が苦手な方や、アレルギーをお持ちの方もいらっしゃいます。またペット同行避難自体を知らない方もたくさんいらっしゃいます。大勢の人が共同生活を送る避難所において、ペットに関するトラブルが生じないようにしなければなりません。
自治体によって普及啓発活動の取り組みは様々であり、飼い主への責任を促すために朝霞市や豊橋市などのようにペット災害手帳を発行している自治体も複数存在しています。ペット同行避難における啓発活動の一環として市の公式ホームページでの周知、また本市でも過去に1度経験がありますが、ペット同行避難訓練の積極的な実施があげられます。まだまだ知られていないペット同行避難の普及啓発に有効であると考えます。そこで本市としても市の公式ホームページにペット同行避難について説明を加えて頂きたいと思いますがお考えをお伺いします。
 
(市長答弁)ホームページにしっかりそのことを載せるべきではないかということでした。
多くの方に知って頂けなければならない、ペットと避難が出来ると思っていたけれども現場でトラブルがあってはいけませんので様々な周知が必要であると思っています。その一つの大切なツールがご指摘頂きました市のホームページであると思っていますので、その市のホームページの記載ということも考えていきたいと思っています。


ペットの同伴避難についてお伺いします。
 ペットの同行避難ではペットスペースは基本的には屋外になります。雨天時のために屋根のある駐輪場などが最も利用されています。本市の避難所運営マニュアルにおいてもペットスペースは駐輪場か別棟の空き倉庫等となっています。しかしながら、大きな水害が発生した場合にはこうした屋外のペットスペースでは対応が困難になると想定されます。
2018年7月に発生した西日本豪雨の際には、行政主導では全国初といわれるペット同伴避難所が総社市に開設されました。ペット同伴避難所であれば屋内にてペットと一緒に過ごすことが出来ます。現在、自治体のペット同伴避難所が増えつつあります。本市においても将来的には水害を想定しペット受入れ可の避難所を設ける必要があるのではないかと思いますがお考えをお伺いします。

(市長答弁)将来的にはペット受入れ可の避難所も考えてほしいということでした。ペットは飼い主にとっては家族でありますのでずっと避難するときも一緒にいたいというお気持ちは私は十分理解できるところであります。ただ動物が苦手な方、アレルギーをお持ちの方もいらっしゃいます、なかなか調整は課題があると思っています。まずはコロナ禍でありますので、コロナ禍での対応というものを最優先に考えていきたいと思っていますので、今現在はペットスペースの確保はなかなか課題が大きいと思っています。ただ先程も具体例をいくつかお示し頂きました。先行自治体の事例も参考にしながら避難所を運営する地域の自主防災組織の方々とともに研究していきたいと思います。
 
2020年09月16日 12:47

金沢市議会9月定例月議会一般質問における答弁 (保育所)

(質問)保育士の人材不足、負担軽減のためにも市立保育所のICT化を進めるべきではないか

(市長答弁)保育士の業務負担を軽減するためには大切な視点である。今年度、外国籍の子どもが多い保育所に翻訳機を導入した。現在園児の登降園を管理するシステムを市すべての市立保育所に導入する準備を進めており、これに合わせタブレット端末を2台ずつ配備することにしている。引き続き保育計画や業務記録等を一元的に管理する保育業務支援システムの導入を検討するなどICTを活用することで働きやすい職場環境の整備に努める。

地元新聞でも大きく取り上げて頂きました。保育のICTは国が進めている事業ですが、自治体やあるいは民間と市立に導入に関して差があったように感じます。
そのため今回は本市の市立保育所のICT化に特化して質問提案をしました。今後も保育士の負担軽減のため、ICTの活用が進むことを期待したいと思います。
2020年09月15日 10:29

金沢市議会9月定例月議会一般質問における答弁(金沢マラソン)

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9月11日は一般質問に立ちました。
これから徐々に答弁をご報告していきたいと思います。

(質問)金沢マラソンオンライン大会について
    追加募集の規模や日程また完走者から抽選する次回大会の優先出場権の増員があるかどうか

(市長答弁)追加募集のエントリーは18日午後8時から先着順。追加募集の人数は2千人であり、優先出場権の枠は50人拡大する。

私も昨年金沢マラソンにランナーとして参加しました。
今年は追加募集含めて7千人がオンライン大会に参加できることになりました。
今回はエントリーはしませんが、来年に向けて少しずつ練習していきたいと思います。
初めてフルマラソンに参加しましたが、本当に楽しかったです。
ぜひ来年多くの方にエントリーして頂きたいと思います。
2020年09月14日 09:24

明日は一般質問です

明日は10時から一般質問に立ちます。
傍聴要請は新型コロナ対策のためできませんが、金沢市のホームページからリアルタイムでYouTubeにて傍聴することが出来ます。

またこの度、一般会計等決算審査特別委員会に所属することになりました。
初めての経験ですが、しっかり取り組んでまいります。
2020年09月10日 09:31

9月定例月議会で一般質問を致します

9月定例月議会の一般質問の順番が決まりました。
傍聴要請が今回も出来ないため、ご報告のみさせて頂きます。当日はYouTubeで傍聴可能です。
9月11日(金)10時から
(1)金沢マラソンについて
1,オンライン大会について...
2,金沢マラソン2021キックオフイベントについて
3,金沢マラソン2021における新型コロナ対策について
(2)保育所について
1,保育士の人材確保について
2,保育支援者の確保について
3,保育所における新型コロナ対策について
4,市立保育業務のICT化について
(3)避難所について
1,諸江地区北部における防災拠点について
2,ペットの同行避難
3,飼い主への啓発
4,ペットの同伴避難
2020年09月05日 15:45