明日10日から金沢マラソンオンライン大会が開催されます。
9月定例月議会でも金沢マラソンについて質問をしました。
金沢マラソンオンライン大会は申込が殺到し大変な人気となりました。
関係者の皆さんに取り組みに敬意を表します。
そして参加されるランナーの皆さんのご健闘をお祈りいたします。
以下議事録
金沢マラソンについてお伺いします。
私は昨年ランナーとして金沢マラソンに参加させて頂き、今年の開催も楽しみにしていました。しかし新型コロナの影響で大会が中止となり残念に思うところであります。
今年は金沢マラソンの代替事業として10月10日から11月10日にオンライン大会が開催されることとなり、申込期間を8月26日10時から9月30日に設定していました。しかし、実際には申込みが殺到し、初日の約2時間半で定員の5千人に達したとのことです。完走者には来年の優先出場権や地元の食の特産品などが贈られるとのことですが、改めて金沢マラソンの人気の高さを実感しました。
オンライン大会はマラソンの競技性よりも走る楽しみを多くの人たちに知ってもらうという点において大変有効であると考えます。
またタイムを気にする必要がないため、これまで走る習慣がなかった初心者も参加しやすいなどのメリットもあります。オンライン大会の開催を機にマラソン人口が増え、市民の健康の増進が図られることを期待しています。
一方で申込みの初日2時間半で参加者枠が埋まるとは想像しておらずエントリー出来なかった方、また受付開始直後はアクセスが集中し、つながりにくい状態であったためエントリーのタイミングを逃したという方もいらっしゃいました。そもそも、ネット環境がある方でないとエントリー出来ない仕組みのため応募の仕方も考慮してほしいというお声も伺いました。ぜひより多くの方が参加出来るような仕組みを考えて頂きたいと思います。
そこで今回のオンライン大会の申込状況について市長の所感と追加募集の規模や日程また完走者から抽選する次回大会の優先出場権の増員があるかについてお伺いします。
(市長答弁)
金沢マラソンについて何点かお尋ねがありました。
オンライン大会を行っていきたい、代替事業として行っていきたいというふうに思っております。正直言ってここまで反響が大きいとは私も思いませんでした。
多くの方にご興味を持って頂き、大変うれしく思っているところです。2時間半で募集も締め切りになってしまいました。多くの方から残念、もっと増やしてほしい、時間帯を考えてほしいというご意見もいただきました。そんな声を頂きましたので、先着2千名様に9月18日金曜日午後8時から追加募集をしたいと考えています。
完走者の中から100名の方に来年の金沢マラソンの出場権を受け取ってもらえればというふうに思っています。2千人増やすことになりますので定員も増やしたいというふうに思っています。次回大会の優先出場権につきましては50名増やしまして150名というふうにしたいと考えています。
全国には約3000のマラソン大会が存在しているといわれ、各地でマラソン大会が増え続ける一方で、人気の低下により消滅するマラソン大会も出てきました。一度、参加者数が落ちたマラソン大会を盛り返すことは大変困難であると言われております。ランナーの確保のため全国のマラソン大会が、給食や景品などに工夫を凝らしています。金沢マラソンは現在大変人気の高いマラソン大会ですが、やはり新型コロナの影響により今後の盛り上がりが懸念されます。また人気を維持していくためにも常に新しい取り組みを続けていく必要があると考えます。
そこでランナーや関係者の機運を醸成するために、例えばゲストランナーをお招きしての講演やオンラインイベント、小規模でのランニング教室など、新型コロナに十分注意しながら、事前にキックオフイベントを行う必要があると思いますが、
金沢マラソン2021キックオフイベントはどのような計画を検討しているのか、お考えをお伺いします。
(市長答弁)
来年に向けてキックオフイベントどんなことを考えているのかということでした。やはり機運の維持、醸成ということは大切だというふうに思っています。ご提案頂きましたランニング教室の開催ということをすでにゲストランナーの方にお越し頂いたり、これからも続けていきたいというふうに思っています。これまでの大会でゲストランナーペースランナーとしてかかわった方たちからいずれもオリンピックであったり、世界選手権に出場している方でありますけどランナーに対するメッセージというものを頂いて、ホームページ上で発信していけたらというふうに思っています。また来年になりますが、春先には来年の秋の大会のエントリー開始前にボランティアや協賛企業、市民ランナーなど金沢マラソンを支える関係者の皆さんにお集まりいただきまして金沢マラソンの魅力、次回大会への新たな取り組みなどをお示しするイベントを開催していきたいと考えています。そんなことを繰り返していきながら大会の機運の醸成につとめていきたいと考えています。
マラソン大会はランナー、ボランティア、スタッフ、関係者などを含めると数万人の方が参加することになります。とりわけ、送迎バスを含めた交通機関や更衣室、ランナーが集まるスタート地点や飲食を伴うエイドステーションは密になりやすく新型コロナ感染拡大に対して不安要素があります。今後、安全なマラソン大会を開催するためにも感染症予防対策マニュアルやガイドラインの作成、3密対策とその周知など予防と対策が必要です。
現在、新型コロナの影響で国内の大型マラソン大会は中止もしくはオンライン大会での開催となり年明けも再開は不透明となりました。そんな中、世界的にも異例ですが今年冬に開催されるホノルルマラソンが日本でも募集を開始したことがニュースになりました。参加者を複数グループに分けてスタートさせるウエーブスタートの採用や人数制限など新型コロナ対策を徹底して行うようです。実際に開催されるかどうかは別として、こうした海外の先行事例なども参考にして頂きながら来年こそは金沢マラソンが再開出来る環境が整うことを願っています。
そこで金沢マラソン2021に向けて、新型コロナ対策は現時点でどのように考えているのかお伺いします。
(市長答弁)
来年に向けてキックオフイベントどんなことを考えているのかということでした。やはり機運の維持、醸成ということは大切だというふうに思っています。ご提案頂きましたランニング教室の開催ということをすでにゲストランナーの方にお越し頂いたり、これからも続けていきたいというふうに思っています。これまでの大会でゲストランナーペースランナーとしてかかわった方たちからいずれもオリンピックであったり、世界選手権に出場している方でありますけどランナーに対するメッセージというものを頂いて、ホームページ上で発信していけたらというふうに思っています。また来年になりますが、春先には来年の秋の大会のエントリー開始前にボランティアや協賛企業、市民ランナーなど金沢マラソンを支える関係者の皆さんにお集まりいただきまして金沢マラソンの魅力、次回大会への新たな取り組みなどをお示しするイベントを開催していきたいと考えています。そんなことを繰り返していきながら大会の機運の醸成につとめていきたいと考えています。
2020年10月09日 15:23