石川県議会議員 田中美絵子

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戸室新保埋立場視察

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一般会計等決算審査特別委員会にて今月から開設された戸室新保埋立場に視察に行きました。
今後48年に渡り利用されることになります。周辺の自然環境の維持に配慮した施設となっていました。
2020年10月28日 12:02

金沢マラソン

明日10日から金沢マラソンオンライン大会が開催されます。
9月定例月議会でも金沢マラソンについて質問をしました。
金沢マラソンオンライン大会は申込が殺到し大変な人気となりました。
関係者の皆さんに取り組みに敬意を表します。
そして参加されるランナーの皆さんのご健闘をお祈りいたします。

以下議事録
金沢マラソンについてお伺いします。
 私は昨年ランナーとして金沢マラソンに参加させて頂き、今年の開催も楽しみにしていました。しかし新型コロナの影響で大会が中止となり残念に思うところであります。
今年は金沢マラソンの代替事業として10月10日から11月10日にオンライン大会が開催されることとなり、申込期間を8月26日10時から9月30日に設定していました。しかし、実際には申込みが殺到し、初日の約2時間半で定員の5千人に達したとのことです。完走者には来年の優先出場権や地元の食の特産品などが贈られるとのことですが、改めて金沢マラソンの人気の高さを実感しました。
 オンライン大会はマラソンの競技性よりも走る楽しみを多くの人たちに知ってもらうという点において大変有効であると考えます。
またタイムを気にする必要がないため、これまで走る習慣がなかった初心者も参加しやすいなどのメリットもあります。オンライン大会の開催を機にマラソン人口が増え、市民の健康の増進が図られることを期待しています。
一方で申込みの初日2時間半で参加者枠が埋まるとは想像しておらずエントリー出来なかった方、また受付開始直後はアクセスが集中し、つながりにくい状態であったためエントリーのタイミングを逃したという方もいらっしゃいました。そもそも、ネット環境がある方でないとエントリー出来ない仕組みのため応募の仕方も考慮してほしいというお声も伺いました。ぜひより多くの方が参加出来るような仕組みを考えて頂きたいと思います。
 そこで今回のオンライン大会の申込状況について市長の所感と追加募集の規模や日程また完走者から抽選する次回大会の優先出場権の増員があるかについてお伺いします。

(市長答弁)
金沢マラソンについて何点かお尋ねがありました。
オンライン大会を行っていきたい、代替事業として行っていきたいというふうに思っております。正直言ってここまで反響が大きいとは私も思いませんでした。
多くの方にご興味を持って頂き、大変うれしく思っているところです。2時間半で募集も締め切りになってしまいました。多くの方から残念、もっと増やしてほしい、時間帯を考えてほしいというご意見もいただきました。そんな声を頂きましたので、先着2千名様に9月18日金曜日午後8時から追加募集をしたいと考えています。

完走者の中から100名の方に来年の金沢マラソンの出場権を受け取ってもらえればというふうに思っています。2千人増やすことになりますので定員も増やしたいというふうに思っています。次回大会の優先出場権につきましては50名増やしまして150名というふうにしたいと考えています。
全国には約3000のマラソン大会が存在しているといわれ、各地でマラソン大会が増え続ける一方で、人気の低下により消滅するマラソン大会も出てきました。一度、参加者数が落ちたマラソン大会を盛り返すことは大変困難であると言われております。ランナーの確保のため全国のマラソン大会が、給食や景品などに工夫を凝らしています。金沢マラソンは現在大変人気の高いマラソン大会ですが、やはり新型コロナの影響により今後の盛り上がりが懸念されます。また人気を維持していくためにも常に新しい取り組みを続けていく必要があると考えます。
 そこでランナーや関係者の機運を醸成するために、例えばゲストランナーをお招きしての講演やオンラインイベント、小規模でのランニング教室など、新型コロナに十分注意しながら、事前にキックオフイベントを行う必要があると思いますが、金沢マラソン2021キックオフイベントはどのような計画を検討しているのか、お考えをお伺いします。

(市長答弁)
来年に向けてキックオフイベントどんなことを考えているのかということでした。やはり機運の維持、醸成ということは大切だというふうに思っています。ご提案頂きましたランニング教室の開催ということをすでにゲストランナーの方にお越し頂いたり、これからも続けていきたいというふうに思っています。これまでの大会でゲストランナーペースランナーとしてかかわった方たちからいずれもオリンピックであったり、世界選手権に出場している方でありますけどランナーに対するメッセージというものを頂いて、ホームページ上で発信していけたらというふうに思っています。また来年になりますが、春先には来年の秋の大会のエントリー開始前にボランティアや協賛企業、市民ランナーなど金沢マラソンを支える関係者の皆さんにお集まりいただきまして金沢マラソンの魅力、次回大会への新たな取り組みなどをお示しするイベントを開催していきたいと考えています。そんなことを繰り返していきながら大会の機運の醸成につとめていきたいと考えています。
マラソン大会はランナー、ボランティア、スタッフ、関係者などを含めると数万人の方が参加することになります。とりわけ、送迎バスを含めた交通機関や更衣室、ランナーが集まるスタート地点や飲食を伴うエイドステーションは密になりやすく新型コロナ感染拡大に対して不安要素があります。今後、安全なマラソン大会を開催するためにも感染症予防対策マニュアルやガイドラインの作成、3密対策とその周知など予防と対策が必要です。
現在、新型コロナの影響で国内の大型マラソン大会は中止もしくはオンライン大会での開催となり年明けも再開は不透明となりました。そんな中、世界的にも異例ですが今年冬に開催されるホノルルマラソンが日本でも募集を開始したことがニュースになりました。参加者を複数グループに分けてスタートさせるウエーブスタートの採用や人数制限など新型コロナ対策を徹底して行うようです。実際に開催されるかどうかは別として、こうした海外の先行事例なども参考にして頂きながら来年こそは金沢マラソンが再開出来る環境が整うことを願っています。
そこで金沢マラソン2021に向けて、新型コロナ対策は現時点でどのように考えているのかお伺いします。


(市長答弁)
来年に向けてキックオフイベントどんなことを考えているのかということでした。やはり機運の維持、醸成ということは大切だというふうに思っています。ご提案頂きましたランニング教室の開催ということをすでにゲストランナーの方にお越し頂いたり、これからも続けていきたいというふうに思っています。これまでの大会でゲストランナーペースランナーとしてかかわった方たちからいずれもオリンピックであったり、世界選手権に出場している方でありますけどランナーに対するメッセージというものを頂いて、ホームページ上で発信していけたらというふうに思っています。また来年になりますが、春先には来年の秋の大会のエントリー開始前にボランティアや協賛企業、市民ランナーなど金沢マラソンを支える関係者の皆さんにお集まりいただきまして金沢マラソンの魅力、次回大会への新たな取り組みなどをお示しするイベントを開催していきたいと考えています。そんなことを繰り返していきながら大会の機運の醸成につとめていきたいと考えています。
 
2020年10月09日 15:23

保護司・更生保護女性会のなり手不足について

今年の6月定例月議会にて保護司・更生保護女性会のなり手不足について質問しました。
前向きな答弁を頂きましたので、今後市の取り組みを見守りたいと思います。
以下議事録です。

本市における再犯防止推進計画についてお伺いします。
 保護司の減少と負担軽減の対策として再犯防止策を講じることが必要不可欠です。それは検挙者のうち再犯者の占める割合が約50%であるからです。
2016年に「再犯防止推進法」が制定され、国、自治体、民間が一体となり再犯防止策を実施することになりました。同法により、都道府県と市町村も再犯防止推進計画の策定に努めるよう規定されています。これを受けて、全国の自治体で再犯防止推進計画が進められてきました。先進的な例としては法律の趣旨を踏まえた明石市の「明石市更生支援及び再犯防止等に関する条例」の制定があげられます。
本県の再犯者率は、平成26年から平成30年の5年間すべて全国平均を上回り、おおむね50%前後を推移しています。そこで石川県としては今年「石川県再犯防止推進計画」が策定され、施策の中で国・市町・民間団体等との連携強化を掲げました。具体的には、県と国の関係機関、市町、民間団体等で構成する連絡会議の設置と市町における再犯防止推進計画の策定の推進となっています。
 市長自ら保護司である小松市では昨年の7月に小松市再犯防止推進計画を作成しています。基本方針の方向性には「再犯防止のためには、犯罪をした者等を支援する保護司などの活動は不可欠であり、その活動を支援することで再犯防止の更なる促進を図る」と明記されています。
 昨年7月7日に行われた、社会を明るくする運動街頭広報活動において山野市長は、県と連携しながら再犯防止計画作成に向けて今後の思いを述べたとブログで報告されています。本市としても保護司などの負担軽減を含めた様々な観点から再犯防止推進計画に取り組んで頂きたいと思いますが、市長のお考えをお伺いします。
 
(山野市長答弁)
再犯防止推進計画のことについてお尋ねがございました。本市には金沢刑務所をはじめ3つの矯正施設があります。矯正施設と連携をし、地域における再犯防止策を講じ立ち直りを決意した方たちを社会復帰して頂くための環境を整えていくということは本市にとっても大きな使命であります。今年度、再犯防止推進計画を策定したいと考えております。その中におきまして、再犯防止活動を担う保護司等への支援、福祉サービスの利用促進等、市町村ならではの施策について盛り込んでいきたいというふうに思っています。
先ほど、保護司や更生保護女性会の担い手不足の答弁の際、基礎自治体としてやるべきことがあると申し上げさせて頂きました。いずれも田中議員ご提案の頂きました、一つには再犯防止推進計画をしっかりと策定し取り組んでいくということであります。これはしっかりと取り組んでまいります。
 
 
 
 保護司と更生保護女性会の担い手不足を解消するためにも、実際の活動内容を市民の皆さんに広く知って頂くことが必要です。疑問点を解消し、活動内容にやりがいを感じて頂けるような広報を本市としても発信して頂きたいと感じています。
 お隣の野々市市では、市のホームページ上において保護司と更生保護女性会のページを作成し、活動内容を広報しています。加えて、更生保護サポートセンターも紹介し、保護観察対象者の面接場所をセンターで提供していることも案内しています。また西宮市のホームページでは、実際の保護司の人数や、社会を明るくする運動の説明など、より詳細に保護司の活動について広報されています。
 そこで本市としてもぜひホームページ上に保護司と更生保護女性会のページを加えて頂けないかお考えをお伺いします。
 
(山野市長答弁)
あわせてホームページのことについてもお触れでありました。先程の答弁におきましても、その保護司や女性会の皆さんの活動をしっかりと周知していくことが必要だというふうに申し上げました。このホームページでの情報発信というものはその周知に対して大きな力を発揮して頂けるものだと思っていますので、そのことにつきましてもしっかりと取り組んでいくことによって広報啓発活動についても前向きに取り組んでま
いりたいと思っています。
 
2020年10月07日 14:05

カーフリーデー

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先週末、金沢市庁舎前広場で開催されたカーフリーデーにお伺いしました。カーフリーデーとは公共交通や交通施策を広く紹介し、都市交通と車の使い方について考える日です。総務常任委員会でも質問しましたが、今年は公共交通の新型コロナ対策の紹介ブースも設けられました。
2020年10月06日 13:52

金沢市戦没者慰霊式

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一昨日、文化ホールにて金沢市戦没者慰霊式が行われました。
先の戦争を知らない世代が8割を超える状況となりましたが、二度と戦争を繰り返さないという気持ちはしっかりと伝えていかなければなりません。
2020年10月05日 09:45

ガス・発電事業民営化に関する特別委員会

今年度はガス・発電事業民営化に関する特別委員会に所属しています。
2022年にガス・発電事業が民間譲渡されることになっていますが、特別委員会では民間譲渡に関しての様々な議論が行われています。
私からは主に、企業局の職員の身分保障と職員派遣等について質問や要望を行っているところです。
以下2020年7月1日の特別委員会での発言です。職員の皆さんの不安を払拭し、持つ技術を活かしながら仕事を続けられる環境づくりに取り組んでまいります。
 
◆田中美絵子委員 職員の派遣について、3月の連合審査会でも質問したが、現場の職員の同意を得るのかどうかという質問に、きちんと本人の同意を得るといった答弁があった。現場の人からは、もしゼロ同意だった場合に強制的に派遣されるのではないか、きちんと話合いの場が持たれるのかなど不安の声を聞いている。ゼロ同意だった場合の対応について聞く。
P.7 高橋経営企画課長
◎高橋経営企画課長 職員同意がゼロだった場合について、公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律において、この法律自体には本人の同意といった規定はないが、国の通知においては、勤務条件等について職員にまずは十分に説明した上で同意を求めるといった規定がある。それを十分に踏まえて、適切に対処していきたいと考えており、強制的に行うことは全く想定していない。
2020年09月29日 09:32

濃厚接触者の子どもの受入れ先について(6月定例月議会での質問と答弁)

新型コロナに家族が感染した場合、子どもはどうなるのか?というご質問を頂くことがあります。
子どもは濃厚接触者になる場合もあるため、親族であっても受入れが出来ない状況があると思います。
また預け先がそもそもないケースもあるでしょう。そこで6月定例月議会にて一般質問をしました。
入院措置するケースや、そのまま同居するケースが大半ですが、本来は一時保護所で預かることが基本となっています。
しかし、自治体の受入れ体制が整っておらず断るケースが大半です。金沢市では個室等を準備し万全の体制をとっているという答弁を頂きました。
とても誇らしく思います。
以下議事録です。

児童養護施設についてお伺いします。
4月にフリーアナウンサーの方が、夫婦ともに新型コロナに感染したニュースがありました。2歳のお子さんは感染しておりませんでしたが、濃厚接触者であるため高齢の祖父母に預けることは出来なかったそうです。結局自宅療養しながらお子さんの面倒を見ていたそうですが、こうしたケースを他人事ではないと感じた方や、お子さんが感染しないだろうかと心配された方も多かったのではないでしょうか。またひとり親家庭においても同様の問題が懸念されます。
保護者が陽性、子どもは陰性、しかし子どもを預ける親族や友人がまわりにいないというケースは感染者が多い都市部を中心に複数存在したと報道がありました。厚労省は、4月10日に自治体に向けて親族などの保護が難しい場合は、保健所や児童相談所が連携し、病院や児童相談所での一時保護や児童養護施設での受入れなど、地方自治体で対応を検討するよう事務連絡を通知しています。しかしながら、自治体の対応が追い付いておらず、実際には保護者が軽症の場合は自宅療養で子どもの面倒を見るケースや、子どもも個別で病院を探し一時保護委託という形で入院措置するケースが多いとのことです。
本市においても、同様のケースに対応出来るよう、準備をしておく必要があると考えます。そこで本市では新型コロナ感染者、濃厚接触者の子どもを一時保護所や児童養護施設で受け入れる考えはあるのか、また受入れ体制は整っているのかお伺いします。

(市長答弁)
児童養護施設についてお尋ねがございました。新型コロナの感染者、濃厚接触者の子どもの受入れ体制のことについてご提案でした。保護者が新型コロナウィルスに感染したことで入院となり子どもの養育を頼める親族等がいない場合には本市の児童相談所において一時保護を行う、そういうふうに決めさせて頂いております。幸いなことにそういう事例はありませんでしたけれども、これこそセーフティーネットとしてしっかりとその体制はとっているところであります。当然一時保護をする必要がある場合には他の保護児童との接触を避けるため、個室において専任職員が対応することとし、あわせて使い捨て手袋、防護服等を常備するなど受入れ体制を整えているところであります。


 
2020年09月26日 13:28

総務常任委員会

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今年度は総務常任委員会にて副委員長を拝命しています。
国政の委員会とは勝手が違い、戸惑うことが多かったのですが、副委員長の仕事を通して少し慣れて来た気がします。
勉強の機会を与えて頂き感謝です。
2020年09月25日 15:22

9月定例月議会一般質問における提案が実現しました

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9月定例月議会一般質問において、ペットの同行避難について案内を金沢市の公式ホームページに掲載してほしいと提案しました。
早速、金沢市のホームページ上にペット同行避難のページが追加されました。詳しい内容に仕上げて頂きとても嬉しく思います。
これを機にペット同行避難について周知広報が図られること願っています。迅速なご対応をしてくださった危機管理課に心から感謝です。
2020年09月23日 12:59

金沢市議会9月定例月議会一般質問における答弁 (保育支援者の確保)

保育支援者の確保は喫緊の課題であり、保育士の人材不足や負担軽減に対応できます。
保育士支援者に特化した一般質問は金沢市議会ではおそらく初めてだったのではないかと思います。
本市としても今後保育支援者確保に向けてさらなる取り組みが行われます。
以下、質問と答弁です

保育支援者の確保についてお伺いします。
 2016年から国で保育体制強化事業が創設されました。これは保育士の人手不足と離職防止、負担軽減に対応したもので、保育士資格を持たない方を雇いあげる事業です。保育支援者は清掃業務や遊具の消毒、給食の配膳、寝具の用意、片付け等を行い、保育士をサポートします。今年度からはこうした業務に「園外活動時の見守り」が加えられ、本市でも新規事業として予算化されています。また9月補正予算においても保育支援者の配置の支援を行うとして保育提供体制強化臨時対策費が計上されています。
年々、保育支援者の役割と期待が大きくなってきていますが、一方で保育現場からはまだまだ人手不足であるとのご指摘もいただいております。本市としても国の事業を活用し保育支援者を増やしていくべきではないかと思いますが、保育現場における保育支援者の活用について市長のお考えをお伺いします。
 
(市長答弁)保育現場における保育支援者の活用のことについてお尋ねもございました。今般の感染拡大を受けまして保育所においても感染防止のための業務が増えましたので今回国制度を上回ります保育支援者を配置するための補正予算もお諮りしているところであります。保育士が不足する中、保育支援者の配置により業務負担が軽減されることで保育士が子ども達により丁寧により多く触れ合う、向き合うことが出来、保育の振り返り、教材づくりの時間が確保されることで幼児教育、保育の質の向上につながると考えています。
 
2020年09月18日 14:15